LIXIL 樹ら楽ステージ・レストステージまとめサイト

LIXIL社で販売されている人工木デッキ 「樹ら楽ステージ」「レストステージ」が、カタログや公式ホームページがわかりにくい為、DIYに活用できるよう情報配信していきます。

樹ら楽ステージ・レストステージの基礎部分の施工方法

基礎は、仕上がりにも施工途中にも影響する為、DIYで行うときには高さや位置などを、慎重に計測して行う工事となります。
また、仕上がった際の床面の高さを基礎の高さから計算するため、部材注文前に測定が必要ですね。
プロ並みの基礎のレベル(高さ)を出し切れない可能性がある場合は、高さの調整のページを参照して事前検討してみてください。
それでは簡単に説明していきます。

■基礎の穴掘り位置決め

まずは、設置する場所の基礎石の上部の高さを決めます。
全体のサイズによって位置が変わると思いますので、計画段階で事前に測定しておくといいと思います。
水糸などを使って、位置出ししましょう。一日で終わらない場合は、掘る場所の中心に目印になる杭を打っておいてもいいかもしれません。

■基礎の穴掘り

使用する基礎石は、200mm四方の正方形ですが、LIXIL社の取り付け説明書では、300mm四方の穴を掘って、砕石(さいせき)を敷くことが指定されています。
砕石の敷く厚みは掲載がありませんが、現場の土質によって判断される方がいいかもしれません。
使用する砕石の大きさにもよると思いますので、掘る前に確認しておきましょう。また、地盤が固いとスコップだけでは掘れない場合もありますので要注意です。

■砕石の設置

穴を掘った後、砕石を敷き詰めます。
砕石を敷き詰めることで、基礎石の地盤低下や傾きなどを、抑制することにも繋がります。
元々地盤が岩盤質など強い場合には、無しでも問題ない場合もあります。

■基礎石の設置

砕石を敷き詰めた後、基礎石を載せます。
基礎石のサイズは、200mm四方のサイズが指定されていますが、現場の地盤がゆるい等の状況があれば、大きめのサイズにすることもありかとは思われます。

■束石のコンクリート(モルタル)固め

基礎石を置いた後、高さなど調整後に、コンクリートで固めます。
コンクリートで固めることで、横ずれなども抑えられるのと、砕石と一緒に固めることになりますので、基礎石の沈殿なども防ぐことになります。基礎石の根元部分を固定したら、土を埋め戻して完了です。

■基礎工事終わり


基礎の工事は、水平や高さが命なので、結構時間が掛かると思います。
基礎石を設置した後のコンクリートで固めるまでは、雨に降られるとやっかいなので、一気に仕上げられるといいですね。

次は、束柱を建てたあとの高さの調整のお話

更新履歴

  • 2016年06月12日本ページ作成 

 

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