LIXIL 樹ら楽ステージ・レストステージまとめサイト

LIXIL社で販売されている人工木デッキ 「樹ら楽ステージ」「レストステージ」が、カタログや公式ホームページがわかりにくい為、DIYに活用できるよう情報配信していきます。

樹ら楽ステージとは

樹ら楽ステージ(きららステージ)とは、LIXIL社の販売する商品で、人工木デッキの商品となります。カタログ上では様々なサイズのステージや、上記の写真のように、2段施工したりなどユーザーのイメージする仕上がりに近い状況で構築ができる商品です。
カタログだけを見ると、固定のサイズや値段が掲載されている為、セット商品のイメージが強く、カスタマイズ出来るイメージが持ちにくいのですが、天然木と同様に自在な形への施工が出来ます。
部材販売のようなカタログだと、値段のイメージが持ちにくいため、セット商品のイメージに見せているのかもしれません。
個人的な所感では、現在のカタログを思いっきりページを倍増して、後半に樹ら楽ステージで自由にカスタマイズしよう!みたいなページを作るといいのになぁと思いますね。
LIXIL社 樹ら楽ステージ Webカタログへ

■樹ら楽ステージの特徴

■天然木の色に近いカラー5色
樹ら楽ステージでは、5色準備されています。明るい色からダークな色まで準備されており、白っぽい建物に逆合わせした濃い色合いを選択したり、黒っぽい建物に合わせた色合いにしてみたり、選択する色でもオリジナリティが強調出来ると思います。
気をつけなければいけないのが、天然木でも同様ですが、カタログ写真やホームページの写真と、実際の色合いがかなり異なるケースがあります。
これは写真の調整だけではなく、光の当たる方向や周りの明るさ、人工木デッキの表面が特定方向に仕上げ磨きされていることにも起因します。
LIXILショールームなどで、実物やサンプル材で確認する事をお勧めします。

■樹ら楽ステージの床板断面構造
樹ら楽ステージは、床板1枚の断面サイズが、46mm厚、175mm幅となっており、結構幅広な感があります。大きめなサイズのおかげで、仕上がり具合が天然木にも負けない自然なイメージになるのではないでしょうか。
床板のサイズは1種類のみのため、細かい箇所への施工や、狭い箇所への施工には不向きの部材かもしれません。基本的にはデッキ材なので当たり前ですが(笑)

樹ら楽ステージの優れたメンテナンス性

人工木は完成直後は綺麗だけど、実際に使用したり、時間の経過とともにどうなるのかという点も気になりますね。もちろん屋外に設置する商品の為、雨に濡れて乾いたら雨染みが出来たり、汚れたりします。何かを引っ掛けて表面に擦れ傷が出来たりなど。
当然足で踏む場所でもありますので、汚れないことはありませんので悪しからず。
では掃除やメンテナンスはどうなんでしょうか。床板交換となれば大きな作業となってしまいますが、樹ら楽ステージの特徴を抑えておけば、メンテナンスである程度回復できると思います。
樹ら楽ステージの取扱説明書にも、メンテナンス方法が記載ありますので、一読しておくといいかもしれませんね。
LIXIL社 樹ら楽ステージ Web取り扱い説明書へ

■樹ら楽ステージの床板素材構造

■芯材色と表面色の違い
樹ら楽ステージは、芯材に廃プラスチックをリサイクルした素材を使用しているとのこと。環境にやさしい理由ですね。
表面に数mmに及ぶ深い傷が出来ると芯材が見えてしまいますので、その場合には、交換を検討するしかないようですが。交換の手間は該当する床板を交換するために、他の床板を外すことが必要となる為、手間にはなりますが、時間が掛かるだけで簡単にはなると思います。その為には最初にDIYしたときの治具は捨てずに残しておきましょう。
表面色の部分は2mm前後ほどあったはずなので、些細な傷では問題ないと思います。
2mmが薄いと思われるかも知れませんが、塗装とは異なりますので結構な厚みかと思われます。

■樹ら楽ステージのお手入れについて
雨染みについては、水で拭き取ることによって軽減されます。デッキ全体に十分に散水して、乾かないうちに拭き取ります。一度で取れない場合には、その作業を繰り返すことでだいぶ軽減されますが、拭き取り方によっては、乾燥した際に水染みが出来てしまいますので、綺麗な雑巾や布巾を使うことをお勧めします。ネットでもどういう雑巾や布巾を使うといいのか情報がありますので、調べてみると参考になるのではないでしょうか。

更新履歴

  • 2016年05月23日 本ページ作成  

inserted by FC2 system