LIXIL 樹ら楽ステージ・レストステージまとめサイト

LIXIL社で販売されている人工木デッキ 「樹ら楽ステージ」「レストステージ」が、カタログや公式ホームページがわかりにくい為、DIYに活用できるよう情報配信していきます。

樹ら楽ステージ・レストステージの床面高さの調整幅は?

デッキステージの高さ調整は、庭からの出入りをスムーズな高さにすることと、雨降りの際に水が入り込まない工夫も必要な箇所になるかと思います。
部屋からの出入りがスムーズな高さに合わせる事で、室内からの空間の広さが広く感じれるように錯覚できたりする部分も、メリットではないでしょうか。
くつろぎ空間を演出するには、低すぎず高すぎずといったところでしょうか。

それでは簡単に説明していきます。

■束柱の高さ測定

束柱を基礎石に固定する前に、仮置きを行って水糸で高さを確認しましょう。
束柱の最上部の高さから、+121mmが床板の上面の高さとなりますので、仕上がり高さを改めて再計算した方が無難ですね。
木曽位置の高さにずれが出ていても、束柱のカットする際に調整ができますので、大引を乗せる高さで、水糸を張りなおして各束柱の寸法を再計測してみましょう。

■束柱Aの高さ調整

上記でも記載しましたが、束柱の上部から+121mmですが、樹ら楽ステージでの最低床面高さが、GLより170mmとなります。
つまり束柱は、49mmより小さくカットすることが出来ません。
ちなみに、束柱Aの長さが429mmありますので、床面の高さが必要ない場合には、束柱1本で複数本分使用できますね。
1本入で\2,500するので、結構なコストカットが出来ますね。

■束柱Bの高さ調整

束柱Bを使用する場合は、束柱B自体の最大高さが、束柱Aと同じ429mmになります。一番縮めた状態で、282mmとなり、床板の上部面でいうと、GLから403mm~550mmということになります。
束柱Aも束柱Bもロング束柱というのが準備されていますので、ロングを使用した場合は、最大高さがGLから、1000mm(1m)の高さで仕上げられます。束柱Bもカットも出来ますので、適当にカットして147mmの調整幅の中で調整というのもありですね。束柱Aで、mm単位のカットが難しい場合は、束柱Bがお勧めになります。1本入で金額差が1000円ですが、電動ノコギリを購入することを考えれば、束柱の本数次第で束柱Bの方が、手間とコストがカットできますね。

■高さ調整の説明はここまで

束柱の上に設置する大引と、その上に取り付ける床板では、高さ調整ができません。
あくまでも基礎の工事と、束柱で高さ調整となりますので、注意が必要です。

次は、角部(コーナー部)の施工のお話

更新履歴

  • 2016年06月13日本ページ作成 

 

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