LIXIL 樹ら楽ステージ・レストステージまとめサイト

LIXIL社で販売されている人工木デッキ 「樹ら楽ステージ」「レストステージ」が、カタログや公式ホームページがわかりにくい為、DIYに活用できるよう情報配信していきます。

人工木デッキとは?

【人工木とは?】
人工木とは、樹脂と木粉を混ぜて製造した人工の木材を、人工木と言います。
LIXIL社製の人工木素材である樹ら楽(きらら)ステージは、
おおよそ樹脂50%、木粉50%の配合で製作されているようです。
歴史はまだ浅いですが、人工木の使用で天然木の伐採量の抑制にも繋がりますし、
LIXILの場合は、100%リサイクル材料を使用してますので、環境に優しい商品となっています。


【人工木のメリットは?】
LIXIL社のカタログでは、下記が謳われてますね。
1、腐食、シロアリに強い
2、美しい木の色が長持ち
3、リアルに表現された木質感
4、干し割れ、ささくれがない
5、表面温度が熱くなりにくい

1に関しては、木粉自体は天然のものが使用されてますので、
100%ではないですね。自然木に比べれば持ちは長いみたいなので、
設置する場所によっては、コストパフォーマンスがよさそうですね。


2に関しては、雨に濡れたりすることで、天然木と同様に雨染みなど出来たりしますし、
汚れも付きますので、新品の状態が継続するわけではないですね。
天然木も定期的に表面のお手入れすることで、長期間持ちますので、
天然木比較だと塗り替えの必要が無い分、お手入れが容易なのがメリットではと思います。


3と4は、これは大きな特徴ですね。実際に現物見ても天然木と区別が付きにくいですし、
自然木のように木の繊維があるわけではないので、ささくれも干し割れも出来ないですね。


5に関しては、特定色に昇温抑制効果のある顔料が含まれているようですが、
太陽の陽が当たって熱くならない物質は・・・。

何と比較してかは、不明ですが決して熱くならないわけではないので、誤解なきように。

個人的な見解では、人工木のメリットは、まずはささくれが出来ないことと、
干し割れが発生しないことかと思われます。また天然木と比較した場合には、
コストパフォーマンスが高くなるのではと思います。
天然木でも20年以上劣化しない種類のものや、シロアリに強いものなど多数ありますが、
やはり工業生産品に比べたら供給量が圧倒的に違いますし、自然木の種類によっては、
遠い国からの輸入の為、割高な気がします。
部分補修しようにも20年も経過していると使用していた天然木が手に入らない可能性も(笑)


【人工木のデメリット】
表面硬度が自然木に比べると高いので、歩く音の大きさや硬さを感じるかもしれないですね。
また撤去して処分する場合に、天然木と異なり焼却処分が出来ないと思われますので、
この点もデメリットかもしれません。

あとは、人工木の歴史が浅い為、耐年数がはっきりしてないところもデメリットかもしれません(笑)LIXIL社に問い合わせてみましたが、明確な回答は貰えませんでした。
10年以上は余裕で持ちそうですが。

あと、人工木は木材加工用の道具が、そのまま使えますが、LIXIL社の場合、
束柱などの柱材や骨組みとなる部材は、アルミ形材のため、カットする場合、注意が必要です。

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