樹ら楽ステージ・レストステージは自由度の高い商品
天然木で作られたウッドデッキも、木の特性を利用して自在に仕上げられますが、「樹ら楽ステージ」「レストステージ」ともに、取付部材などが豊富に準備されている為、かなりデザインの自由度があります。
上記の写真のように、スロープにして通路としても活用できますし、通常のウッドデッキのステージも、様々なデザインが可能となっております。カタログ上に掲載されている写真でも、たくさんのデザインが掲載されていますが、インターネット上で検索しても、エクステリアの施工専門店や、人工木デッキの施工専門店などでも、実際に施工した写真が掲載されていますので、人工木デッキを検討されている方は、色々見て頂いてデザインの参考にしてみるのもいいかもしれないですね。
このページでは、直線的な部材ではなく工夫が可能な部材を紹介していきたいと思います。
また、高さに対しての準備された部材なども紹介していきます。
■コーナーのデザイン性を高められる部材
■アール形状取付可能な幕板
「樹ら楽ステージ」「レストステージ」共に、緩やかなアール形状で取付可能な幕板が準備されています。写真では、角を丸く仕上げられるのは、一目瞭然ですが、実際には逆アールにも仕上げられますので、その点だけでも自由度が増していきますね。
気をつけなければいけないのが、急角度のアールには対応していないため制限があります。Ｒ800ｍｍ以上であることと、床板自体の斜めのカットが45度までと制限があります。デザインの工夫が必要なところですね。
■斜めの角度を可能にするフリーコーナーキャップ
アール仕上げも美しいですが、直線で斜めに角度を付けるデザインも、多いとは思います。斜めの角度を可能にしているコーナー部材が、フリーコーナーキャップです。135度～225度を可能としてます。135度以下はどうするんだという声も出そうですが、アール形状に取付可能な幕板の紹介でも記述したとおり、床板が強度確保の関係上、45度以下にカットできませんので、その制限の影響ですね。
これだけでも真四角なステージより味が出ると思います。
■仕上がり高さを想定したオプション部材
■メインデッキへのアプローチにステップデッキ
ウッドデッキステージの仕上がった高さから、昇降しやすくするためのステップデッキが準備されています。
３面につける必要もないため、デザインに合わせて施工が可能になります。角が入角になっていても、入角分を無くなっている部分をカバーして、ステップデッキを設置することも可能です。
■階段形状のステップもあり
「樹ら楽ステージ」では床面上部の仕上がり最高高さが、１ｍまで上げられます。通常は昇降しにくい高さとなりますので、１ｍで仕上げたとしても、取付可能なステップが準備されています。最高４段のステップで、高さが1003mmとなっており、高く仕上げても対応可能なオプションとなります。
■オプションのステップにさらなるオプション
■オプションのステップに手すりを取付可能
オプションで準備されているステップの側面に、LIXIL社の手すり「グリップライン」の取付を可能にする部材が準備されています。最大高さ１ｍで仕上げた場合、昇り降りも若干不安になる高さでもあるため、ありがたいオプションですね。
■デッキ形状のステップもあり
通常のステップでは、見栄えが好みではないという場合には、独立ステップというものが準備されています。
また独立ステップは、寸法固定でキット化されているため、組み立てて設置するだけというお手軽な部分もあります。
■スロープ施工によるスムーズなアプローチ
■スロープ施工を可能にする部材
スロープ施工をするためには、束柱に対して大引を角度を付けて取付が必要となります。その角度を付けた施工を可能にしている部材が、角度調整材になります。
スロープにするために必要な部材はこれだけで、あとはステージを作る部材と同様になります。但しスロープ施工用の取付説明書が30ページに渡る内容で準備されているため、DIYでもチャレンジ可能になりますね。
■スロープの立ち上がり用のスロープスターター
デッキでスロープのスタート位置まで作成すると、どうしても床板の厚み分だけ段差が出来てしまいます。床板そのものを土間コンクリートに埋めるのも、綺麗に仕上げにくいと思います。
そこで準備されているのが、スロープスターターです。
人工木デッキでスロープを施工を考える人は少ないとは思いますが、それでもこの準備はありがたいですね。
いかがでしょうか。少しはイメージの足しになれば幸いです。
また、詳細については、LIXIL社で準備されている取付説明書を、一通り目を通してみることをお勧めします。
更新履歴
- 2016年05月30日 本ページ作成